経済情報学科森本研究室公開講座「尾道の歴史的遺産と集客-学生のアイデアから-」を開催しました

公開日 2024年12月26日

 

欧冠足彩app_立博体育官网-在线*投注6年12月22日(日)尾道市商業会議所記念館2階議場にて、経済情報学科森本研究室の公開ゼミ「尾道の歴史的遺産と集客-学生のアイデアから-」が実施され、合計53名の参加者がありました。 

講座では、まず、森本教授より江戸時代~明治時代にかけての尾道を来訪した人々の歴史、尾道の住民の自治的な性格、尾道の情報発信の方法などについて話がありました。その後、森本教授の話を受けて森本ゼミの学生たちが、「滞在」「住む」「情報発信」の視点から、尾道市の現状?課題とアイデアを中心にそれぞれのグループ発表を行いました。 

「滞在」では、夜間に滞在者が少ないことが課題として挙げられ、朝昼に加え夜間滞在プランを提示し、「住む」では、尾道市中心部や坂道における空き家を尾道市立大学の学生寮や尾道で勤務する若年層の社員寮として利活用することによって持続的に尾道に留まる人たちの増加を図ることが提案されました。「情報発信」では、尾道市立大学の学生アンケートから、若年層が最も利用する検索ツールを調査し、尾道市公式Instagramの設定の改善案を提示しました。 

参加された方からは、尾道には、歴史的な場所が多いにもかかわらず、知られていない地域が多いため、むしろ、そのような歴史的な場所の調査や発信をしてもらいたい、などの要望がありました。 

今回の公開ゼミ内容はまだ考察途中のものですが、学生と市民の方が直接対話できる良い機会となりました。